岩見沢市の当時の状況
岩見沢市は人口約9万人、道都札幌よりJR特急で約30分の地方中核都市であり、空知振興局管内の中心地として古くから栄える街。1878年(明治11年)に、手宮より三笠・幌内炭山へ向かう開拓使の人々が途中で休憩できるよう設置したことがはじまり。 1980年(昭和55年)炭鉱が相次ぐ閉山の時代を迎えた事により操車場は廃止され、要衝としての繁栄も曲がり角を迎えた。国道12号岩見沢バイパスの開通によって郊外まで開発が進み、商業施設の郊外出店による中心市街地空洞化が浮き彫りになった。折しも岩見沢駅舎が2000年に漏電による火災で全焼した事もあり、駅舎再建を柱とした中心市街地活性化事業が進められていた。