四季を通じて自然豊かで地形の起伏に富む群馬県みなかみで温泉につかり、ゆっくりとした時間を過ごし心と身体を休める滞在を。古語で「新しい」を意味する「あらたし」の名のもとに、新たな滞在の可能性を追求しました。 PhilDoに与えられた命題は、従来のターゲット層や滞在形式にとらわれない運営のありかたをはじめ、プランニング・設計・家具デザインや備品の選定に至るまで、トータルでプロデュースするというもの。STAY事業部の運営・集客メソッド、設計部の豊富な宿泊施設の設計実績を活かした「フィルドらしさ」が詰まった事業開発プロジェクトです。
外観
「持続可能な運営のためには、利用客の嗜好・ニーズの変化に伴い、温泉旅館の運営スタイルも柔軟に変化・進化していくべきである」と考え、シンプルで自由な滞在を好む若者世代やインバウンド客の価値観に合わせた滞在提案を実施しました。
客室の設えやサービスは必要なものを厳選し、サービスのクオリティとスタッフ人数を考慮したオペレーション、ゲスト自身が欲しいアメニティグッズを選ぶ仕組みを導入。既存の温泉旅館の運営スタイルや今までのサービス形態にとらわれず、“適度なサービスの距離感”を軸にすえて、ゲストの居心地・使い勝手のよさを意識した新しい旅のシーンを目指しました。
エントランス
ロビー・ラウンジ
フロント
エレベーターホール
温泉街のアドバンテージである自然環境を最大限に生かした建築デザイン・インテリアを提案しました。
ラウンジには無垢の栗材、小枝、版築壁による土を用い、フロントには繊維を感じる和紙、カウンター天板には地元みなかみのミズナラの無垢板、真鍮のペンダント照明等、無垢素材を用いの自然との融合を試みています。
客室フロアは全室から利根川が眺められる設計に。全室に露天風呂を設け、四季折々の自然を感じることができる構成としました。
レストラン
大浴場
客室(ツインルーム)
客室露天風呂
夕食の例
利根川を望むテラス