SELECTED WORKS

代表実績プロジェクト
HOME > 代表実績プロジェクト > あらたし みなかみ

あらたし みなかみ

「あらたし」=「新しい」滞在の形を探求した、温泉旅館の事業開発

四季を通じて自然豊かで地形の起伏に富む群馬県みなかみで温泉につかり、ゆっくりとした時間を過ごし心と身体を休める滞在を。古語で「新しい」を意味する「あらたし」の名のもとに、新たな滞在の可能性を追求しました。 PhilDoに与えられた命題は、従来のターゲット層や滞在形式にとらわれない運営のありかたをはじめ、プランニング・設計・家具デザインや備品の選定に至るまで、トータルでプロデュースするというもの。STAY事業部の運営・集客メソッド、設計部の豊富な宿泊施設の設計実績を活かした「フィルドらしさ」が詰まった事業開発プロジェクトです。

あらたし みなかみ

外観

事業開発・STAY事業・設計・運営
住所
群馬県利根郡みなかみ町
用途
ホテル
竣工
2022年11月
規模
地上4階
構造
RC造
その他情報
あらたし みなかみウェブサイトhttps://aratashi.jp
課題・状況
  • 首都圏からアクセスしやすく、国内有数の温泉地としてのポテンシャルがあり、知名度・ブランド力を高める余地のある「みなかみ町」の温泉街
  • 「より多くの年齢層が足を運びやすい価格帯」と「リゾートホテル」という、一見相反する課題
  • 利根川に面した崖地という建築に困難のある立地
アプローチ
  • 国内の20代~30代・インバウンドを「温泉ビギナー層」と位置づけ、メインの顧客に想定
  • 「滞在に本当に必要なものを」を吟味し、満足度の高い滞在体験と、持続可能な運営を両立
  • コストを最適化し抑えつつ、豊かな建築を実現。利根川沿いの絶景を活かし、全室露天風呂付き客室の温泉旅館に
  • 周囲をとりまく自然のように「完結しない場所」をイメージした建築デザイン・インテリア

「NEW-tral」(new=新しい + neutral=中立の、公平な)な滞在

「持続可能な運営のためには、利用客の嗜好・ニーズの変化に伴い、温泉旅館の運営スタイルも柔軟に変化・進化していくべきである」と考え、シンプルで自由な滞在を好む若者世代やインバウンド客の価値観に合わせた滞在提案を実施しました。

客室の設えやサービスは必要なものを厳選し、サービスのクオリティとスタッフ人数を考慮したオペレーション、ゲスト自身が欲しいアメニティグッズを選ぶ仕組みを導入。既存の温泉旅館の運営スタイルや今までのサービス形態にとらわれず、“適度なサービスの距離感”を軸にすえて、ゲストの居心地・使い勝手のよさを意識した新しい旅のシーンを目指しました。

 

あらたし みなかみ

エントランス

あらたし みなかみ

ロビー・ラウンジ

あらたし みなかみ

フロント

あらたし みなかみ

エレベーターホール

「自然のように完結しない居場所」をイメージした建築デザイン

温泉街のアドバンテージである自然環境を最大限に生かした建築デザイン・インテリアを提案しました。

ラウンジには無垢の栗材、小枝、版築壁による土を用い、フロントには繊維を感じる和紙、カウンター天板には地元みなかみのミズナラの無垢板、真鍮のペンダント照明等、無垢素材を用いの自然との融合を試みています。

客室フロアは全室から利根川が眺められる設計に。全室に露天風呂を設け、四季折々の自然を感じることができる構成としました。

レストラン

大浴場

あらたし みなかみ

客室(ツインルーム)

あらたし みなかみ

客室露天風呂

地域の魅力を最大限に感じる、滞在体験

夕食の例

レストランメニューは、その時々の旬を味わう地産地消を意識。四季折々の、地場の魅力的な食材をメニューに取り込み、ご夕食はコースで、お子様プレートもご用意しゆっくりお楽しみ頂けるお食事をご用意。朝食は身体にやさしい和食・朝から元気が出る洋食の献立をそれぞれご用意しています。

利根川を望むテラス

利根川の絶景を望むテラスでは、心地よい風や利根川のせせらぎの音、夜の満点の星空など、五感で自然を愉しめます。四季折々移り変わる自然が彩り、写真撮影のスポットとしても「映える」、滞在を「シェアしたくなる」場所に。